デジタルと常滑焼と“おもちゃ箱”

まずは基板をしっかりとめて、 メタルマスクをずれないように固定します。 固定は、マスキングテープで捨て基板にしっかり、 そして上から半田ペーストをすっと塗り込むのですが、 やはり、このメタルマスクがたわんで隙間がいてしまいます。 これではうまく0.1mm厚の薄化粧にはならないので、しっかり隙間が開かないように手で押さえて一気に塗り込みま す。

たまたまうまくいきました! しかし、こんな素人仕事をしていてはだめです! あまりにもアナログすぎます! やはり、これ!半田印刷機を買わなければ! そして、ガシ!ピシっと半田の薄化粧を作らなくては! あああ!欲しい、半田印刷機が欲しい!

まあ、とにかくよくできたので、

ひと休みがてら3Dの出来具合をチェックに行きます。デジタルな常滑焼きはできているか?….

だめです、ラーメンがぶらぶらして、全然うまくできてい ません。 しかし肌触りはだいぶ滑らかになってきたようです! これなら人間国宝にも 少しは近づいただろう …とつぶやきながら、もう一度セッティングをします。

ん….やはり、もっと高い業務用の、昨日見つけたこれ! カッコいいけど100万円を買おうか! これなら、こんなラーメンつくらずに素敵な常滑を作ってくれるだろう….とネットのページを眺めたあと、

気を取り直して、いよいよ基板に部品実装開始です! これから、もう一度始まって、今度は4時間か…今日は終わらんなぁ…やはり100万か…と思いながら部品を取り出し、お気に入りのピンセットバッグをほどきます。

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